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第十九番 目黄不動

JUGEMテーマ:子供と行く旅行♪
 
第二十番から続く

メトロ東西線は永代通りの地下を走っているので、駅の出入口も永代通りに沿っているが、都営大江戸線の方は直角に交差する清澄通りの地下を走っている。我々も深川不動から永代通りには出ずに、清澄通りへと向かった。深川不動のとなりは前の回でも書いたとおり、永代寺の跡地で現在は深川公園となっている。この公園を抜けていくと、ブランコやら滑り台やらの遊具が目に入り、もちろん我が息子もそちらの方へパタパタと走っていく。

この頃は東京の桜も満開。この公園内でも咲き誇っていた。しばらく遊具で遊んだ後、清澄通り沿いの入口から大江戸線に乗り込んだ。次の目黄不動があるのは江戸川区平井。門前仲町から行くには清澄白川で半蔵門線に、さらに錦糸町で総武線へと乗り継いで平井で下車するのが普通だろう。しかし、目黄不動は平井の駅からもかなり距離があり、近くに行くバスがないかと調べてみた。すると、最寄のバス停は「小松川区民会館前」のようだ。とは言っても15分くらいは歩く必要がありそう。しかし、ここに行く都バスは、平井と東大島を結ぶ路線であることが分かった。これを東大島から利用することにしよう。

森下で大江戸線から新宿線に乗り換える。今日2度目の新宿線だ。森下ではスタンプをゲットできたが、東大島ではまるっきり反対の出口にあるようで、バスの時刻を優先してパスしてしまった。まったく知らなかったのだが、東大島駅の東側、荒川のスーパー堤防には千本桜があり、桜の名所になっている。この日も花見客らしき人が結構出ていた。駅を降りると、目の前に大島小松川公園という公園があり、こちらでも満開の桜が連なっていた。息子を肩車してしばらく桜を愛でていると、平井駅行きのバスがやってきた。

10分ほどで小松川区民会館前に着き、目黄不動へ向けてiPhoneのマップを片手に歩き出す。すると息子クンが
「もう歩けない〜」
と泣き言を吐き始めた。そこでパパは機転を利かせ、
「じゃあ、じゃんけん抱っこしよう!」
と提案。じゃんけんして勝ったら抱っこ、負けたら歩く、を繰り返して進むことにした。
息子もこれにはノリノリになり、自分が勝つと
「じゃあ、あそこの白い家まで!」
とずいぶん遠くの目標を設定するくせに、負けると
「あそこの看板まで!」
と激しく近い目標を設定する。
「ずるいな〜」
などと言いながら15分ほど進むと、漸く目黄不動最勝寺が見えてきた。

さて、目黄不動だが、これがかなり複雑な遍歴を持っている。まず、現在「江戸五色不動」として名を連ねている目黄不動は2箇所ある。この最勝寺と、三ノ輪の永久寺だ。我々が巡礼している関東三十六不動霊場では最勝寺だけが札所になっているが、後に訪れた永久寺にもしっかりと「目黄不動」の石碑が立っている。目赤不動にあった「江戸五色不動」の石碑にも、両寺が併記してあった。しかし、先にも紹介した松永英明氏の「まぼろしの五色不動」によれば、まだ他にもあるらしい。詳しくは氏の著作をご覧あれ。

最勝寺に伝わるところによると、こちらの不動尊は良弁の作で、第一番大山不動と同木同作であるという。大山の縁起では、良弁が大山にいた際に現れた不動明王の石造を映した作とあるのに対し、目黄不動の伝えでは良弁が隅田川のほとりで休んでいると明王が現れ、「わが身を三体刻み、うち一体をこの地に安置せよ」との託宣を得た、とある。この時点で矛盾があるのだが・・・。



その真偽はさておき、我々は目黄不動の境内に入った。ここで大事件が起こる。
本堂にお参りしようと駆けていった息子クンが、石段に躓いて、石段の角に鼻をしたたかに打ってしまったのだ。さすがにこれは痛かろう。ワンワン泣いてしばらく収まらなかった。触ってみると、痛がったものの鼻は折れてはいないようだ。

その様子にお寺のおばあさんが出てきて、
「かわいそうにねぇ」
と慰めてくれた。
「それじゃあ、お不動さんにお参りして治してもらおう」
と言うと、泣き止んで一緒にお堂に上がらせてもらった。
お堂には正面からではなく、横の入口から上がった。ご本尊は両童子を傍らにした大きなものだった。お不動さんを見上げて拝み、今さっき作った息子の傷の快癒を願う。

おばあさんに御朱印をお願いすると、慰めに煎餅をもらった。その後、鼻の傷は次第に腫れてきて、1週間くらいは痛そうな状況が続いたのだが、大事はなかった。

目黄不動を出て、今度は徒歩で平井駅を目指す。その途中にあった中華料理屋で少し遅めのランチを取ったのだが、息子クンは注文が出てくる前に眠りに落ちてしまった。

第二十六番 西新井大師に続く

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